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平成23年6月9日  松山地裁大洲支部

 貸金業者の切り替えに関する事案です。
 この種の事案では、「貸主の立場」という「契約上の地位の移転」が認められるかどうかによって、過払い金の返還額が大きく変わります。
 この判決の事案は、もともと利用していたA社と切り替え後の貸金業者B社との間で取引をしていた利用者が、過払金の発生を主張して、不当利得(過払い金)の返還を求めたというものです。
 松山地裁は、「A社からB社への貸主としての契約上の地位が移転したのだから、B社はA社が負担する過払金返還債務もそのまま承継した。」として、B社にA社の取引も含めた過払金返還債務のあることを認めました。
 また、A社とB社をいずれも「悪意の受益者」と認め、さらに、A社B社間の契約上の地位の移転に当たり、利用者が、免責的な債務引受けであることを承諾した。」とする被告らの主張を認めず、本件では「併存的な債務引受」けがあったとしました。
 こういった貸金業者の切り替えがある事案では、過払い金返還請求の対応も法的にかなり難しいものとなります。
 また、プロミス等では、同種の争点がある限り、裁判外での和解に応じないという対応をすることもあります。
 このように、過払金や債務整理の問題は時に、とても難しい問題を含みます。
 滋賀県彦根市で債務整理や過払い金返還など借金問題の解決をお考えの方は、ぜひ一度当事務所の無料法律相談ダイヤルをお試しください。

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